今日、一人の男性が訪ねてきました。

今年 3月にこちらでお世話になりました、との事、

お話しを聞きながら記憶が蘇ってきました。

 

今年3月末、お亡くなりになられた70歳代の女性の方は

自宅で亡くなられており、ご遺体は警察署の方で安置されておりました。

依頼を受け、警察署へお迎えにいったのですが、そこに今回訪問し下さった方(弟さん)が待っており

「自分は四国に住んでおり、10年以上も姉と連絡をとっていなかった。今回警察から連絡がきて亡くなった事を知り、急いで駆けつけた」

というようなことを話されていました。

ご遺体は当社の式場へお連れし、安置させていただきそこで弟さんと色々打ち合わせをさせていただきました。

 

「あの時は、初めての土地で土地勘もなく、何をすればいいのか全く分からない中色々教えていただき本当に助かった。姉の納骨も終わり、落ち着いてみるとしっかりお礼も言わぬままだったことが気がかりだった。こちらにお世話になって本当に良かった」

と話してくださいました。

 

社長はいつも言います。

「私たちが故人さまにしてさしあげられることはわずかしかない、だから精一杯しよう」

社長は、警察から戻ってこられたご遺体を出来る限り奇麗に納棺しようと頑張っていました。

遠くから駆けつけた身内の方の代わりに、ご飯を炊きご霊前にお供えをしていました。

 

今回、こうしてわざわざ足を運んでくださったという事は、社長のその心が届いたのだと思うと

本当に良かったと思います。

何よりも「博益社さんでよかった」そう言っていただいたことがとても嬉しく、感謝です。

 

社長は今 修行のため1週間ほど留守にしているので、この声を直接届けられずに残念に思います。

お客様も、社長に会えなかったことをとても残念がっておりました。

 

修行から戻りましたら社長に報告しようと思います。

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